ビットコイン(BTC)の価格上昇の勢いが止まらない。一時、1BTC=150万円近くまで価格を伸ばした。2019年6月28日、前週と比べて25%アップとなった。米中貿易戦争や米国-イラン問題、G20大阪サミットと突然の米朝会談などの世界情勢の不透明感から、逃避資金が流入しているほか、複数の要因があるとみられる。アルトコイン市場から、BTCへの資金流入もあるとされる。
そうしたなか、明治大学ンホフマンが躍進。大幅なプラスに、笑いが止まらない。再び首位に返り咲く。2位の慶応義塾大学の馬医金満と、早稲田大学のTKHもプラスを確保。リップルを保有する國學院大学の億トレーダーは、冴えない展開に泣いた。
だいぶ相場が盛り上がってきた(早稲田大)
今月は就職活動で忙しく、なかなか相場を振り返り考える機会を設けることができなかった。ただ1か月前に比べて、だいぶ相場が盛り上がっていることは毎日の資産状況や通貨価格を確認することを通じてなんとなく把握していた。
現状を見ている限り、仮想通貨の常で上昇相場にある時は勢いよく上がり、適正価格を大幅に振り切っていくような傾向があるかと思われる。現に、一昨日(6月26日)のビットコイン(BTC)は最高値1BTC=150万円を付けて、現在は120万円を切る水準まで落ち込んでいる。
とはいえ、6月初めにはまだ1BTC=80万~90万円台をさまよっていたレベルであったにも関わらず、この短期間で100万円のベンチマークを超え、現水準に落ち着きそうな雰囲気を醸し出すまで、市場が楽観的になりはじめているのは意外ではある。
今回の一連の上昇相場で、特に気になる点はBTCの「ひとり勝ち」ムードが形成されていることである。
本来であれば、追い風ムードに乗っかりBTCに引き連れられたパーセンテージ換算ではBTCをはるかに超える盛り上がりを見せてきたアルトコインが、今回の相場ではなりを潜めているように見受けられる。
これは前回のバブルを目の当たりにした新規参入投資家がリスクを忌避し、投資先をBTCに一本化したことによるものかもしれない。総資産は、含み益込みで1万4137円だ。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 プラス1487円
6月28日現在 1万4137円