ドル円相場は下落傾向にある。2019年6月17日に1ドル=108円台後半を付けていたドル円は、米国の6月のニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったことからドル売りが進んだことをきっかけに、翌18日は新潟県で震度6 強の地震が発生したことで投資家がリスク回避のためにより安全な資産に資金を振り向ける、円買いが強まった。
その後は一時、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席との電話会談による米中通商協議再開への期待感の強まりから108円台後半に反転したものの、19日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で利下げの可能性が示唆されたほか、景気判断の下方修正も見られたことなどを背景にドル売りが進んだ。21日には、1ドル=107円前半を付けた。
そうしたなか、積極的にトレードしたのが明治大学。522円のプラスとなり、資産残高2万円まであと一歩に迫った。FOMCの動向に注目していた一橋大学は様子見。早稲田大学、慶応義塾大学、國學院大学は就職活動や試験などのため取引を見送った。
ドル「下降止まらぬ」と、こまめにトレード(明治大)
6月19日(木)
米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げの可能性を示したことで、ドル円相場は下降局面に入ったので、1ドル=108.065円で売り、107.970円で決済した。
あまり大きく下げずサポートライン(下値支持線。相場がその水準で下げ止まったと思われる水準を示す)ギリギリで踏みとどまったので、1ドル=107.960円で買い、スワップ3倍もあり持ち越した。
6月20日(木)
東京時間が始まりサポートラインを突破してしまい、損切りラインとして逆指値で設定していた1ドル=107.753円で自動決済された。
サポートラインを割ったので気持ちを切り替えて「売り目線」で、1ドル=107.779円で売り、107.562円で決済。1ドル=107.645円で売り、107.621円で決済。1ドル=107.721円で売り、107.717円で決済した。
6月21日(金)
下降が止まるとは思えないので追撃し、1ドル=107.359円で売り、107.294円で決済。1ドル=107.181円で売り、107.096円で決済。1ドル=107円のラインで跳ね返したので、1ドル=107.330円で買い、107.460円で決済。1ドル=107.541円で買い、107.629円で決済した。
今週は一時マイナスをつけて久々に動いてくれたので、流れにそって取引でき、522円のプラスを確保した。
前週からの損益 プラス522円
6月21日現在 1万9839円