【追跡】デンソー株は今が買い! 長らく待ったかいあった(石井治彦)

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4300円以下なら「買い」!

   デンソーの株価は、2019年4月19日に5225円の高値をつけた。翌20日の日本経済新聞には、「トヨタ・ソフトバンクG自動運転 コスト減狙う」の見出しで、「19日にデンソーを含む3社で米ライドシェア最大手、ウーバーテクノロジーズの自動運転部門に10億ドル(約1100億円)を出資すると発表した」との記事が掲載されていた。

   デンソー株は今月6月3日に、年初来安値の4081円をつけている。

   これまで日米貿易摩擦、技術開発のための設備投資の負担などの問題で、自動車業界の株価は頭を抑えられてきたが、これまでの研究開発が今後の商品化に結びつくことで成長していく将来像が見えてきた。そうなると、株価の安い今が絶好の買い時といえる。

   デンソー株は、2014年12月2日に5800円で100株を売却(売却益14万9100円)。15年4月24日にも6000円で100株を売却(売却益16万9100円)した。この結果、現在の保有株数は200株に減少。株式購入のタイミングを見計らっていた。

   この間ずうっと「4300円(平均取得単価)以下は、買い」と考えていたので、5月23日に、4290円で100株を取得した。もう一段下げがあれば、手持ち資金の許す範囲でさらに買い戻しできればと考えている。長らく待ったかいがあったようだ。

2019年6月14日現在   300株保有 平均取得単価4315円10銭
年初来高値 2019/04/19 5225円00銭
年初来安値 2019/06/03 4081円00銭
直近 終値 2019/06/14 4475円00銭

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
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