専門性や技術力を生かした副業を希望するけど......
さらに、どんな仕事を副業にしたい(している)かを聞いたところ、非エンジニアは「ネットオークションやフリマアプリ」(32.8%)、「代行業」(19%)などのジャンルが上位にあがった。
一方、エンジニアは「ウェブコンテンツやアプリの制作・改善・開発」が21.7%、「プロジェクトマネージメント」が12.5%など、専門性や技術力を生かした業種が上位にあげられた。
副業をはじめていない理由では、非エンジニアは「会社で副業が認められていない」「副業の始め方がわからない」(ともに30%)がトップだったのに対して、エンジニアは「副業をする時間が取れない」(38%)だった。
エンジニアの第2位は「会社で認められていない」の31%。第3位の「知識や勉強が必要だから」(26%)は、非エンジニアと比べて7ポイントも高い結果となった。
エンジニアは手に職がありながらも、時間不足や業務にかかるリスクによって、なかなか副業に踏み切れないとみられる。
なお調査は、2019年3月にインターネットで実施。関東・東海・関西エリアに住む20代~50代の男女、社員・派遣・業務委託・フリーランスのIT、機械電気領域で働くエンジニア922人と、非エンジニア100人を対象とした。