短めトレードで、サッと売りぬく(一橋大)
5月20日(月)
前週ごろから再び上昇方向へ進んできたドル円相場。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の発表や4月の米国内消費者物価指数の発表などが予定されている。一たん「買い」を入れようかと考えたが、やはり米中の貿易問題も考えると、この上昇がどれだけ続くのか少し怪しい気がするので、とりあえず一日様子を見ることにした。
5月21日(火)
長く持つのが怖いなら短めのトレードを久しぶりにしてみようということで、1ドル=110.052円で買い、110.213円でサッと売りぬけた。しかし、夜現在ドル円は上昇中。まああまり腐らずに......。
5月22日(水)
きょうは一転下げ調子。米中の関係悪化懸念に関するニュースもあり、このへんで横バイ継続か?
5月24日(金)
ここまで一気に下がるとは想定していなかった。5月の米PMI(購買担当者景気指数)が想定より低かったことで1ドル=109円台前半まで急落。やはり米中の緊張によって市場全体で弱気が上回っているようだ。この状態はよほどの好材料がない限りしばらくは払しょくされないように感じる。
前週からの損益 プラス161円
5月24日現在 1万5249円
米中貿易戦争は解決されないけど......(國學院大)
今週のドル円相場は、週前半は中国の通信機器大手、ファーウェイに対する規制が一時緩和したことを受けてドルがユーロと円に対して上昇した。それにより、ドル円相場は1ドル=110円60銭台まで上昇。しかし、米国の経済指標が軟調だったことや中国との貿易戦争で米国経済が阻害されるとの見方から、年内の利下げ観測が高まりドルの押し下げ要因となった。
5月23日(木)に米ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が暴落したことを理由に、1ドル=109.744円で「売り」注文を出し、109.60円で利益を確定した。翌24日(金)にも取引して利益を得た。
今週も米中貿易戦争は解決されなかったが、お陰で相場がわかりやすかったのでよかった!
前週からの損益 プラス211円
5月24日現在 3万1290円