部屋を埋め尽くすほどの着物や反物が合計500円!に唖然
リサイクルショップは、フリマアプリとの共存共栄を図ることができるだろうか。ネットの反応はかなり厳しい。圧倒的に多いのは、客が持ってきた品物を安く買いたたき、高く売る商法に対する怒りだ。
「処分しますとタダで引き取った服に値札を付けられた。それどころか、別の店では、処分料を取られたのに売っていたのにはさすがに笑ったわ」
「以前ブックオフにシリーズ物のコミックを持ち込んだが、買取額が数十円で驚愕した。後日メルカリで同じ商品を検索してみたら数千円で取引されていた」
「祖母の家を整理する時に出た、部屋を埋め尽くすほどの新品の着物や反物が、ひとまとめで500円と提示された時にはさすがに唖然としました」
「店に入ると、値段の付け方が『えっ、リサイクルだよね?』と思うほど高い。特に質が良いわけじゃないし、百均で売っている新品を買うわー」
店員の横柄な態度や知識のなさを指摘する声も多かった。
「店員の知識がなさすぎる。オモチャやプラモデルを新品より高い値段で売ったり、元ネタが古いからといって、何でもプレミアがつくわけでもないのに、再販物の○○を800円や1000円で売ったりする。それ、近所の模型屋では、同じ再販物でキレイな新品が300円なんですが」
「最寄りのリサイクルショップ3店に漫画100冊を査定して貰ったことがあるが、A店では買取合計額が1000円、B店では3000円、C店では5000円だった。要は、町のリサイクルショップの査定など適当の極みだということだ」
もちろん、リサイクルショップが大好きと応援する声もある。
「アプリも実店舗も両方利用しています、よく買うのは洋服。アプリは届いたらイメージと違った、サイズが合わなかった、なんてことがありますが、店舗だと目の前にあるメリットが大きい。掘り出し物を探すのも楽しみの一つです」
そして、こんな同情の声も――。
「素人が査定しているものが多く、当たり外れに著しい差があり、バクチ的要素が高い商売だ。当然買い手が付かないゴミ商材が大量に残り、一般産業廃棄物として処理するため、ものすごく高いコストがかかる。昔のように目利きの質屋が査定するのとは違うから、つぶれてもおかしくない」