現地メディア驚愕! 大谷選手の復帰第1号が「モンスター」ホームランだったワケ(井津川倫子)

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現地メディアの「大谷愛」がスゴイ!

   それにしても、大谷選手の復帰を報じる現地メディアからは、大谷選手への「愛情」がひしひしと伝わってきました。親戚の子どもの成長を暖かく見守るような、そんなムードなのです。

   とりわけ、今シーズンは投手としての登板はなく、打者だけの「一刀流」でプレーすることを取り上げて、「『一刀流』でも大谷選手はすごい!」「大谷選手のプレーは『必見だ』」と「推す」報道が目立ちました。

Ohtani is still must-watch
(大谷選手はそれでも「必見」だ)
still:それでも
must-watch:必見、観るべき

Even as a full-time hitter, Shohei Ohtani is still must-see TV
(打者専従でも、大谷翔平選手はテレビで見るべき選手だ)
even as:~でも

   「必見」の理由として、「(大谷選手の)打球は威力があるし、足は速いし、控えめな喜び方がかわいいし」と、具体例をあげている専門記者もいました。なかには、大谷選手の笑顔の写真に、「Try not to smile while looking at this picture(この写真を見て微笑まずにはいられない)と報じたメディアも。大谷選手のさわやかな笑顔やかわいらしいしぐさは、万国共通のようです。

   それでは、「今週のニュースな英語」は、「大谷推し」の報道から「must-see」(必見)を取り上げます。日本語でも「このアイテムはマストバイだ」と言ったりしますが、「must」(~すべき)をつかった表現です。

"Bohemian Rhapsody" is a must-see.
(「ボヘミアン・ラプソディ」は必見だね)

Kinkakuji is one of the must-see sights in Kyoto
(金閣寺は、京都で見るべき名所の一つだ)

   もっと簡単に、「これは必見だよ!」という言い方でも、十分に通じます。

It is a must-see!
(これは必見だよ!)

   「must-read」(読むべき)「must-have」(持つべき)のように、「must-」に続く動詞を代えれば、いろんな場面で使えます。

   こういったシンプルで応用が利く英語は、本当に便利です。ぜひ、覚えておいてください。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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