あわてて損切りしたけれど......(慶應大)
5月3日(金)
夜に1ドル=111.429円から111.531円にかけて、「買い」ポジションで3つ保有したが、よくよく後から考えても根拠が曖昧なエントリーだった。夕方にかけて強い上昇からの下落が確認されていたので、ここ数日のレンジ幅で考えた時の底値圏で買いエントリーしたのだが、明らかに根拠が薄くレンジが数日続いているということもあり、同じことがこのまま続くといった思い込みからの「買い」エントリーでもあった。
その後、ドル円は円高の勢いを増して(ドルの)下落が続いていったが、ストップロスを5月2日の最安値の1ドル=111.050円の下に置いて、就寝した。
5月6日(月)
土日の米中通商会議に関する一連の米中の応酬により、ドル円絡みの通貨は軒並み大幅に下窓を開ける(前週の終値と今週の始値のあいだに大きな価格差があるときをいう)展開になった。結果、ストップを置いていた値のさらに下から市場が始まったため、起きてすぐ損切りしたが、1ドル=110.650付近での損切りであった。
そして、3つのポジションの合計で2514円の損失となった。
今回、根拠が薄いトレード(いわゆる雰囲気トレード)が、このような結果に結びついてため、ルールやポジションを持つ理由を見つめなおすきっかけになった。
これまでの経験上、相場の今後の予想やその根拠に関らず、成行注文を持つ時のほとんどが相場の波に乗ろうと焦った結果のエントリーとなっている場合が多いため、これからは自分ルールの一つとしてエントリーするときの注文方法として、指値注文を用いようと思う。
また、決済するときも目標値を決め、なるべく指値を用いようと思う。
前週からの損益 マイナス2514円
5月10日現在 8608円
1ドル=109円の「壁」を見事突破(一橋大)
5月6日(月)
ドル円のトレンドを決定づけるようなニュースが入ってきた。トランプ米大統領が対中関税を25%にまで引き上げることを表明。両国の関係に再び緊張が走っている。ドル円は午前中に110.2円台まで落ち込み、少しずつ回復してはいるが、とうとう「売り」を入れる場面が来たと感じている。1ドル110.851円で売りの注文を出しこの1週間を戦っていく。
5月7日(火)
想定どおり、ドル円相場は下落の一途をたどっている。1ドル=109円台への突入も十分に考えられるため注視していく。
5月8日(水)
1ドル=109円台への突入が現実味を帯びてきた。一たんは110円台へと値を戻したものの、もう一度トライできそうな雰囲気がある。
5月9日(木)
昼ごろに1ドル=109円台への壁を見事突破。北朝鮮による短距離ミサイル発射を受けた地政学リスクの高まりも、それを後押しする要因の一つになったかもしれない。3月25日に記録した1ドル=109.7円付近まで粘ることができ、個人的にはもう満足。109.882円で約定して、今週の取引は終了。
前週からの損益 プラス969円
5月10日現在 1万5088円