「仕事ができるだけじゃダメなのよ」――。派遣先の女性の正社員からこう言われてショックを受けた女性派遣社員の投稿が炎上ぎみになっている。
職場の雑談にも応じない契約社員の仕事一途の姿勢が、人間関係を大事に思う正社員から嫌われたのだが、ネット上では「正社員が正しい」という声が圧倒的だ。契約社員はどういう働き方を心がけたらよいか、専門家に聞いた。
暇な職場で正社員の雑談に加わらないと......
話題になっているのは、女性向けサイト「発言小町」(2019年4月22日付)に載った「『仕事ができるだけじゃダメなのよ』と言われました」というタイトルの投稿だ。
投稿者は、アラフィフの女性派遣社員。派遣先の女性正社員にこう言われ、「なぜこんな悲しいことを言われなければならないのかと、悶々としています」と悩みを綴っている。
派遣先は小さな支店で、古くて、お世辞にもキレイとはいえない会社。ただ、時給がよかったので決めたという。仕事は簡単。一緒に働いている正社員の女性も「仕事がない時は勉強していてもいいですよ」などと言い、上司とよく雑談をしている。のんびりした職場らしい。
「私は仲間に加わりません。いろいろな表や資料を一生懸命作り、仕事をやりやすくしています。お茶出しは、仕事の一つとして言われていたのでやりますが、仕事外のゴミ捨てやトイレ掃除、片付けは正社員の女性がやります」
ところが、契約内容の仕事をきっちりとこなしているのに、正社員女性が「人数が少ない支店なんだから、仕事だけしていたら更新してもらえないよ」と言うのだった。「それを決めるのは、上司であってあなたではない」と言い返すと、彼女はため息をついて「そうかもしれないけど、あなたと2人きりでいる時間がつらい」と衝撃のひと言をもらしたのだ。
「会社ですよ? 仕事をしに来ているのに、なぜこんなことを言われるの? 私のほうがつらい」と投稿者は結んでいる。