ドル円相場は「嵐の前の静けさ」のよう(明治大)
今週の方針としては、レジスタンスライン(上値抵抗線。相場がその水準よりも上昇しないと思われる水準のこと)である1ドル=112円を超えれば「買い」で、1ドル=111円を割れば「売り」でいく。
まったくと言っていいほど入りたいところもない停滞相場だったので、今週取引はせず。今週は「嵐の前の静けさ」のように動かなかったが、よくよく考えればイースターで連休に備えて動かなかっただろうか......。
今後の方針としては、だいたい停滞後はブレイクが来て、どちらかの方向に動くので動いたら追いかけたい。
予想としては、何度か下降トレンドになるかという局面もあったが踏みとどまり、日足目線で見れば上昇トレンドであり、1ドル=112円を超えれば目立ったレジスタンスラインもなく、一目均衡表(テクニカル分析の一つ。基準線と転換線、遅行スパン、先行スパン1と先行スパン2の5つで成り、先行スパン1と2でつくられる雲と呼ばれる価帯をローソク足と比べて価格水準を判断する)を見ても下には雲。転換線が基準線を超えて、遅行スパンが26日前のチャート超えているので、テクニカル目線で見れば上へ行く力が強いように感じる。
ただ、オープンオーダー、オープンポジションを見ると「売り」のほうが若干強い感じではあるので悩ましい。
なので、動くまで得意の様子見を決めて、すぐに動ける準備だけすることにする。下に行った場合は1ドル=111.70円を下回ったら動き出す感じで、来週も動かなければノーポジションでゴールデンウイークを迎えようと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
4月19日現在 1万2976円
「ポジポジ病」を直す(慶應大)
4月15日(月)
前週のドル円相場の急激な上昇からひと段落して、今週は下落相場と考えていたことから、「売り」をメインに短期的な売買を繰り返していたが、夜に前週の高値に迫る勢いで上昇するのを見て、さらに高値を更新すると焦った末に思い込み、「買い」でエントリーしたが、すぐにトレンドが転換して下落相場へと移った。
後ほど確認してみたところ、ちょうど「買い」に入ったポジションがチャネルラインでの上限になったため、焦った末にとんでもない位置でエントリーしてしまったと思った。
ポジポジ病(余計にポジションをもってしまうこと)を直していくのが、今後の課題である。この日の取引は56円の損失であった。
4月16日(火)
前週のエリオット波動(相場で起こる波動は、基本的に上昇5波動と下降3波動の組み合わせでできているという理論)の上昇第5波内の上げから調整波として下落が来ると予想しており、この日は昼から下げが確認できていたので、「売り」をメインにトレードしていたが、深夜に急に上昇へと転換したため、結局この日は47円の利益と微益に終わった。
この場面で上げが来るとはまったく予想していなかったため、今週は様子を見るのが吉となりそうだと感じた。
4月18日(木)
火曜日に感じたとおり、前週の大きな上昇があったにも関わらず、まったく下落せず、上がりもしない方向感がない相場となっている。
あすからイースター休暇のため、きょうで取引は終えようと思う。午前中から夕方にかけて、この方向感がない相場で少し無理してポジションをもってしまったため、54円の損失。
来週こそ、調整として短期で下落すると予想しているが、長期的にはさらに上に伸びていくと思われる。最近、原資を減らしてばかりなので、そろそろうまく波に乗りたいところだが......。
前週からの損益 マイナス63円
4月19日現在 9317.35円