【アラフォー女子の今さら聞けない保険入門】生命保険、入りっぱなしになってない? 新年度にチェックすること(J.D.POWER)

提供:J.D.POWER

後悔しないための「6つのチェック項目」

   では、せっかく加入した生命保険。後悔しないために、何を知っていれば、覚えていればいいのだろうか――。大きくは下表の6つといわれている。

- (表2)生命保険の覚えておくべき6項目 -
- (表2)生命保険の覚えておくべき6項目 -

(1)どんな保障が必要か

   生命保険といっても、「死亡保険」「医療保険」「がん保険」「養老保険」など種類はさまざま。自分が入っている保険が何をカバーしているのか、しっかり把握しておこう。

(2)いつまで必要か

   たとえば、手術を伴う入院をした場合を想定しよう。日帰り入院を含む1日以上の入院から給付金を受け取れるタイプや、入退院を繰り返しても入院総日数分の給付金が受け取れるタイプといろいろある。

(3)いくらの保障が必要か

(4)保険料がいくらかかるか

   毎月いくらの保険料を支払うかはわかっていても、実際に給付(保険金の受け取り)を受けるときにいくらもらえるのかは意外に覚えていないもの。どんなときに請求できるのかとあわせてチェックしておこう。

(5)いつまでに払い終わるのか

   同じ条件下でも、月々の保険料を安くしたければ長く払い続ける、払込期間の総保険料を安くしたいのであれば払込回数を減らすといった、ローンの支払いと同じような考え方が生命保険にも当てはまる。

   さらに将来、保険を見直す可能性やタイミングとあわせて、いつまで払い続けるのかを見極めよう。

(6)いくら戻ってくるのか

   日本全体の9割弱の世帯が加入している生命保険だが、じつは請求手続をしたことのある人は数%しかいない。請求可能な条件を満たしているのに、請求手続をしていない、忘れているということも少なくないようだ。どんなときに、いくらの保険金・給付金が出るのかは確認が必要だ。

   新年度をきっかけに自分が入っている生命保険について、再度チェックしてみてはどうだろう。

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本社は、米国カリフォルニア州。顧客満足度(CS)調査、コンサルティング、CS向上教育・トレーニングの専門機関。独自のインデックス・モデルを使って顧客満足や顧客経験の構造を明らかにして正確に測定・指数化する。世界の19 のオフィスで、800人以上のアナリスト、統計専門家、エコノミスト、コンサルタント、消費者行動のエキスパートからなるチームを組成。インドや日本、中国、シンガポールなどのアジア圏のほか、北米、豪州、ドイツ、英国など、世界中で顧客満足に関わる情報を消費者と企業に提供する。
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