20年ぶりの新札! 新1000円札が一番「外国人ウケ」する理由とは?(井津川倫子)

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外国人にウケる「新札ネタ」はコレ!

 

   じつは今回の紙幣刷新、海外メディアでは「ある人物」に注目が集まりました。

 

   新しい「顔」となった渋沢栄一や津田梅子、北里柴三郎よりも話題になったのは、なんと「葛飾北斎」! 米メディアCNNをはじめとする海外メディアは、1000円札の裏面に葛飾北斎の浮世絵が採用されることを大々的に報じました。

   Hokusai's 'Great Wave' will feature on new Japanese banknotes

   (北斎の「大波」の絵が、日本の新紙幣に採用される)

   海外では「Great Wave」で知られるこの浮世絵は、現在の東京湾に当たる「神奈川沖」に現れた大波と、その奥にたたずむ富士山の姿を描いたものとされます。CNNは、「裏面には北里柴三郎の肖像画」と報じており、まるで北斎の浮世絵が「主役」のような印象。

   じつは近年、大規模な「北斎展」が海外各地で開催されて大変な話題になっていました。浮世絵が印刷された1000円札。見本を見ると確かにステキなデザインで、海外旅行者がお土産にしそうです。

   海外の方に紙幣刷新を説明する時は、「北斎の浮世絵」を話題にすると間違いなく「ウケる」ことでしょう。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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