積極的な売買で利益を確保(慶應大)
3月25日(月)
ドル円相場は夜、レンジぎみに値動きしていたので、短期的に取引を繰り返した。12時ごろからのチャネルライン(トレンドラインと平行した線。上昇トレンド時は高値に合わせて引き、下落トレンド時は安値に合わせて引く。トレンドラインとチャネルラインの間を「チャネル」という)からの上昇を見て1ドル=110.137円で「買い」ポジションを持ち、110.205円で決済。この日の取引は合わせて214円の利益を確保した。
ドル円は東京時間や米ニューヨーク時間などの一つの区切りで、一つのトレンドをつくることがあり、この日は特に取引しやすかった。
3月26日(火)
大きな値幅で引いていたチャネルラインでの反発を確認して1ドル=110.376円で「買い」ポジションを二つ持ち、110.439円で決済した。他にも短期的な取引を数回繰り返し、合わせて168円の利益だった。
3月27日(水)
5分足で見たところレンジ相場だと感じ、1ドル=110.517円で「買い」ポジションを持ったが、レンジを支えていたサポートラインをブレイクして110.191円で損切りした。ブレイクした直後に「売り」でポジションを持ったが、戻りレンジになってから決済しようと思い、損切りの判断が遅れてしまった。この日は530円の損失だった。
3月28日(木)
この日も夕方ごろにチャネルラインにタッチしたのを見てから「買い」ポジションを持った。1ドル=110.276円で買い、110.400円で決済した。この日は合わせて154円の利益だった。
チャネルラインの下にもう一つ買いの指値を置いていたのだが、そこには届かず上がっていってしまったのが悔しかった。
3月29日(金)
この日の夜は3月23日から25日の間に引いたチャネルラインを伸ばしたラインがうまく機能してくれた。上のレジスタンスライン(抵抗線。相場がその水準よりも上昇しないと思われる水準を示す)にタッチしたのを見て、「売り」でポジションを持ち、下のサポートラインで決済。すぐに反発狙いの「買い」ポジションを持った。
その後、反発したので3月28日の高値とチャネルラインの値幅の中央が近かったため、そのあたりまでの上昇を待ってから決済した。ほぼ往復のような形で34.9pipsを取ることができたので非常に満足のいくトレードだった。349円の利益。
前週からの損益 プラス355円
3月29日現在 1万122.35円
円が英ポンドやトルコリラの「逃げ場」に?(一橋大)
3月25日(月)
今週は世界的に広まった米国景気の減速懸念がどこまで払しょくされるのかに注目していきたい。そうなると気になるのが、今週に発表される米国GDP(国内総生産)確報値の数値である。市場の予想を裏切るような数値でなければ、ドルが上昇するきっかけになるかもしれない。
3月26日(火)
きょうのドル円相場はゆるやかに上昇。1ドル=111円台へと向かっていけるかどうか引き続き注視。
3月27日(水)
ドル円はパッとしない値動きになった。FRB(米連邦準備制度理事会)が弱気な姿勢をみせた景気減速の懸念が長引いていることも理由としてあげられるかもしれない。それに加えてブレクジットの是非で荒れている英ポンドの逃げ場として、円が好まれている可能性もある。
また、あまり詳しくは見ていないのだが、トルコリラがかなり危険な状態になっている様子。ここでも安全資産としての円の価値が高まっていることが考えられる。
3月28日(木)
米GDP確報値は市場予想に近い値となり、そこまでインパクトを与えるものではなかった。それでも、下値を少しずつ切り上げて上昇トレンドが形成されてきている。いずれかのタイミングで「買い」を入れたいところだ。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月29日現在 1万3252円
多忙のため、今週も取引できず......(國學院大)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月29日現在 3万590円