歌の強要は「カラハラ」! 同伴者のカラオケ嫌いを見抜く5つのポイント(篠原あかね)

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「カラオケ嫌い」を察してあげて

   一般的に「カラハラ」といえば、歌を強要する、勝手に曲を入れて歌わせる、自分の知らない曲(最近の曲や世代の違う曲など)を歌うと嫌味を言うなどを思い浮かべることでしょう。

   それ以外にも「アニソン縛り」や「春の歌縛り」などの〇〇縛りや、曲が途切れることなく歌い続ける輪番制もツライものです。

   そこで、カラオケ店に着いてから、相手がカラオケ嫌いであると見抜くために、以下のような言葉が相手からあったら察してあげましょう。

   そして無理強いをしないことがマナーであると同時に、相手の気遣い(カラオケに付き合ってくれた)に対する感謝の気持ちでもあります。

(1) 私、皆さんの歌を聞くのは好きなんですが、歌うのは苦手なんですよ。
(2)まずは皆さんがひと通り歌い終わってから、私はゆっくり曲を決めますので、皆さんは遠慮なくどんどん歌ってください。
(3)私、今夜は盛り上げ役でいきますから。
(4)私、子供のころから音痴なんですよ~。
(5)私は機械担当で(音量やエコー調整、照明など担当するという意味)。

   相手も場の雰囲気を読んでやんわり断っているわけですから、それでも歌を強要するのは野暮というものです。

   そしてカラオケ嫌いの方は、日頃から周囲に「カラオケは嫌い」とアピールしておくと、誘われにくくなり、気持ちも楽になると思います。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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