システム対応、市場取引の休止...... 金融業界には「いい迷惑」か
業界別にみると、すべての業界において「影響はない」との回答が最も多かった。一方で、プラス・マイナスの影響に関してはそれぞれ回答にバラツキが見られた。
「プラスの影響」と答えた割合が最も高かったのは「サービス」(10.4%)で、次いで「小売」(8.6%)だった。
「マイナスの影響」と答えた割合が最も高かったのは金融(27.3%)で、「システム対応に余裕がない」、「長期休暇中、海外市場での取引ができない」などを案じる声があった。次いで高かった「運輸・倉庫」(20.5%)では、大型連休による輸送の集中を危惧する様子が伺えた。
業界別よりもっと具体的な業種別にみると、「プラスの影響がある」では「旅館・ホテル」(30.4%)が最も高く、次いで「出版・印刷」(27.8%)、「紙類・文具・書籍卸売」(20.2%)、「放送」(20%)などメディア関連の業種が上位を占めた。
「マイナスの影響がある」では「金融」と「電気通信」(各27.3%)が同率でトップだった。