ドル円相場は、ドルが売られる展開に。2019年3月18日に111円台半ばだったドル円は、米国株上昇を背景に日経平均株価が堅調に推移したことで円が売られ、やや上昇。しかし、米ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が下落する展開になると、1ドル=111円台前半まで値を下げた。
その後は、米中通商協議で中国側が米国の要求に抵抗し、合意に向けた協議の進展は鈍いと報じられるたり、注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)では年内の利上げを見送る見通しが示されたことで110円台まで急落した。米国株の下落に連れて、ドル円相場は再び110円割れとなった。
そうしたなか、早稲田大学はプラスにホッ。明治大学は29日のブレグジットを前にポジションを整理。慶應義塾大学は「ダメなトレードをしてしまった」と反省するが、なんとかプラスを確保。一橋大学は相場の方向性が見えず、取引を見送り。國學院大学は4週連続で取引を見送った。
結果的にプラスで、ホッ(早稲田大)
3月21日(木)
今週はなんといってもFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表だ。
FOMCは金利目標を年2.25%から2.5%のレンジ幅とした。さらには今年の利上げ回数を予想をもゼロに引き下げ、今まで縮小する方針であった保有資産についても9月までにいったんストップするという方針を示した。
2018年末時点での見解では、今年の利上げ予想回数は2回としていたため、今回の発表により、案の定ドル円為替市場も大きく反応。FOMC発表後、金利差が縮まったことでドル売りは加速した。
3月21日深夜1時ごろまで1ドル=111.50円ほどで、横バイで推移を続けていたが、発表とともにドル円市場は一気に反応、およそ2時間ちょっとで約1円幅の下落をみせ、安値1ドル=110.53円をマークした。
その後の21日午後にかけて、いくつか反発はあったものの下落基調を継続させ、15時ごろに1ドル110.29円まで割り込んだ。これについては、予想のしようがどうにもならないので参入するとしても少額で入ってみるのがいいかもしれない。
今週の取引は、3月15日に1ドル111.66円で保有した「買い」ポジションを、1ドル111.49円で売り払った。FOMCに持ち越したくはなかったので、リスク回避に動いたが、33円の損益が出てしまった。ただ、結果だけを見れば、今回は「吉」と出たようだ。
現在の総資産は8365円である。
前週からの損益 プラス14円
3月22日現在 8365円
流れに乗れずマイナスに(明治大)
今週は29日にブレグジットがあるので影響を受ける前にそろそろ持っていたポジションを処理したい。
3月21日(木)
FOMC(米連邦公開市場委員会)が2019年の想定利上げ回数をゼロとしたため、一気にドル円相場の流れが変わり、上昇トレンドから下降トレンドにシフトしてしまった。最近停滞ぎみであったのが下降材料を与えられて一気にブレイクしてしまったような気がする。
3月5日(火)にロングポジションで持っていた1ドル111.918円が設定してあった1ドル111.1円で損切りされた。818円のマイナスから、スワップを差し引いて680円のマイナスとなってしまった。
3月22日(金)
3月29日のブレグジットに向けて、ポジションの整理を意識しはじめていたが、そのブレグジットが延期になったことでポジションの整理を意識する必要はなくなったが、FOMCの影響でポジションを整理する必要が出てきた。あまりやることは変わっていないのだがここにきて失速してしまった。
今後としては短期的な目線でみれば下降傾向であるが、長期的にはまだわからない。ブレグジットの予定日とあわせて、今後の動きを見ていきたい。なので、来週はショートポジションを持っていきたいものの、方針がまだ決まってないので様子見したい。
前週からの損益 マイナス680円
3月22日現在 1万1688円