「若者よ、海外旅行を目指せ!」 旅行業者らが奮発 タダで行かせます!

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

海外を知らずに外国人への「おもてなし」はできない

   渡航先は、香港、マカオ、ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピン、グアム、中国(杭州・上海)、韓国(ソウル・釜山)、台湾(高雄・台北)などアジア諸国ばかりだ。4泊5日を予定しており、通常のツアーなら10万円前後の料金がタダになるわけだ。実際に行くのは2019年10月~12月。日程は未定だが、レジャーや観光の要素を少なくてして、文化・スポーツ体験やボランティア、現地の若者との交流など、10人~20人ほどのグループに分かれ、体験・勉強型のツアーにするという。

   その目的や狙いを、薦田さんは

「若い人に海外旅行を通じて国際感覚を養ってほしいからです。そして、日本の良さに改めて気づいてもらいたい。これだけ訪日外国人が増えているのに、海外を知らずして彼らを受け入れて、本当にもてなすことなどできません。そして、海外は怖いところではない、日本を出るのに面倒くさい手続きも必要ない、気軽に海外に行けるのだとわかってほしい。いわば、『初めの一歩』の背中の後押しですね」

   と語る。

   募集は3月22日から専用ホームページで受け付ける。

   応募が200人を超えたらどうするのか。薦田さんはこう語った。

「エントリーシートに海外に行き何をしたいか書く欄があります。それを読ませていただきます。はっきりした目的とやる気のある人を歓迎します」

   今回の試みが成功し、来年以降も協賛企業・団体がつけば、次の渡航先はアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアにする予定だという。(福田和郎)

姉妹サイト