ドル円は2019年2月18日に一時1ドル=110円42銭をつけたが、狭いレンジでの推移。19日、日本銀行の黒田東彦総裁が衆院財務金融委員会で、米国経済の不透感から「2%の物価目標達成のためであれば、追加緩和も検討する」と発言したことで円売りが強まり110円台後半まで上昇した。
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(1月29~30日開催分)はハト派な内容だったものの、市場は織り込み済み。買い戻しはあったが、軟調だった。21日は米中通商協議の進展期待から110 円台半ばで下げ止まる展開だった。
狭いレンジ相場の中で、早稲田大学はポジションを維持しながら、来週の米中通商協議や米朝会談といったビッグイベントを待ち、利益確定のタイミングを探る。明治大学はしっかりとプラスを確保。慶応義塾大学はややマイナスとなったものの、強気で臨む。一橋大学は、恐る恐る1ドル=110円732銭で「買い」を入れた。國學院大学は取引手法を変えて挑んだが、冴えなかった。
ビッグイベント目白押しでポジション保有(早稲田大)
2月21日(木)
1ドル=110円台でだいぶ安定してきたと思う。あの一夜の暴落からかなりドル円は回復してきたものだ。今週は1ドル111円には届かなかったものの、このままのドルの上昇基調が続いていけば、来週には111円台に乗せてくるだろうと感じた。
そんなわけで、この日1ドル=110.76円でロングエントリー。損切りラインは110.60円としておきたいところだが、今時刻20時30分、このまま横バイが続けば明日にポジションを持ち越すかどうか考えなくてはならなくなる。
まあ、大きな下落の兆しがない限り持ち越すつもりである。
2月22日(金)
きのうから持ち越したロングポジションだが、けさ5時ごろにドル円相場を確認した時は昨夜とほとんど変わらず1ドル=109.7円ほどだった。
負けている時こそ堅実にと思い、通貨数も引き下げていたので特に精神的なプレッシャーも感じずに済んだ気がする。きょうはサークル活動があるため、チャートを頻繁に確認できないので一応1ドル=111円台直前での反発を予想して109.95円で指値を出しておいていた。
帰宅後、指値は通っていなかったものの、少々ドル高に振れて1ドル=110.86円ほどにあった。きょういっぱい様子見をしていきたいところだ。
月末には第2回米朝首脳会合というビッグイベントが控えており、為替相場がどう反応するか今から楽しみだ。
今週のトレードは比較的動きが少なかった。というのも、ドル円は長くレンジ状態を保ち取引がしづらいからである。またドルを1000通貨単位で売り。来週の取引に備えている。来週には米中貿易交渉、パウエルFRB議長の議会証言、米朝会談があり、ドルが安くなると考えた。希望としては1ドル110円を割ってほしいため、110円より少し上に利益確定ラインを設定し、ポジションを保有し続けている。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
2月22日現在 8211円