ドル円相場は2019年2月11日、米国の金利上昇を手がかりにドル買いが先行。1ドル109円台後半から110円台半ばまで急上昇した。しかし、その後は米国政府機関の閉鎖問題の後退や、3月1日の中国への追加関税の発動期限が遠のく可能性が高まったことから、110円台半ばで底堅く推移。13日には、1月の米国の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで楽観的な見方が広がり、1ドル111円台前半まで上値を切り上げた。
とはいえ、なかなか定まらない米国の経済指標もあり、ドル売り懸念が収まらない。
一橋大学は欲張らず、当初決めた値幅をしっかりと確保してプラスを積み上げる。明治大学も前週から挽回して大幅プラス。一方、期末試験などが終わってようやく落ち着いて取引できる環境となった慶応義塾大学は、取引の感覚は少々鈍っていたもよう。國學院大學は様子見で「トレンドを待つ」。早稲田大学の自信なさげな様子が気になる。
デイトレは一朝一夕で身につかない(早稲田大)
2月11日(月)
この日15時ごろに1ドル109.97円でショートをかけて様子を見ていたが、22時時点で1ドル104.4円まで円高が進んでおり、眠かったのでそのまま損切りした。
214円のマイナス。現在の総資産は8211円である。
2月15日(金)
今週のトレード回数は1回。まあ、改めてFXの難しさを思い知ってしまっているところだ。約1か月前の大負けから、あきらめずにチャレンジしていこうと思ったものの、なんだかんだ精神的なダメージを引きずってしまっているようで、あまりチャートに目を向けない日々が続いてしまっている。
数か月前まで、FXを中期長期で試してみたいと思っていたが、はじめてみて4か月ほどが経った今、結局は短期でチャートに張り付いてトレードするのが主流になるのが、なんとなくわかってしまった。
外国為替市場がそもそも右肩上がりを目指しているものではないということが、まず大前提にあって、そのうえでその時々のニュースなどに関心を向けながらチャートに張り付く。これが一般的な手法で最適解なのであるならば、中長期で考える傾向にある自分には向かないのかもしれない。
ということで、今後はレバレッジをかなり制限して中長期的にFXに取り組んでいきたいと考えている。こうすれば「損をする」という心理的な負担にとらわれないうえに、もしかしたら自分合った方法が見つかるかもしれない。
とりあえず24時間チャートを見続けるようなデイトレは一朝一夕で身につくものでもないし、今は考えないでおく。
前週からの損益 マイナス214円
2月15日現在 8211円
前週の失敗取り戻す「勝ち」(明治大)
2月12日(火)
1ドル110.4円で、ロングで保有。今回は反発したときのために1ドル110円を割り次第すぐに損切りするよう設定。上がり続ければ1ドル111.4円あたりで反発するか、様子見しつつ、反発がなければそのまま保有する方向性で。
2月14日(木)
上昇傾向といっても「緩やかな上昇」なので、1ドル111円になる前に一たん1ドル110.950円で決済して様子見し、1ドル111.4円になっても引き続き上がるようなら、もう一度ロングを試してみる。
2月15日(金)
今年始まって以来の高値1ドル111.127円をつけて、その後反発したので買うのはやめにする。
今週は前週の失敗を取り返し、差を縮められてよかった。2108年のように、1ドル110円台に安定してきたので、ゴールデンウィークまではおそらく安定すると思うので基本スタンスは「買い」だが、1ドル111.2円で跳ね返したので、レンジとしては1ドル111.2円~109.5円といったところか。
564円のプラス
来週の方針としては、日足で緩やかに上昇しており、おそらくは上がって少し下がるを繰り返すと思うのでここからはトレンドにそって「買い」志向で臨みたい。サポートライン(支持線、為替レートが過去に何度か下げ止まった価格帯をいう)は1ドル109.5円台と1ドル108.5円台なので、損切りラインを1ドル109.5円で設定。若干下がった頃合いを見て、買いたいと思う。
前週からの損益 プラス564円
2月15日現在 1万1740円
久々の取引で「感覚が鈍っていた」(慶應大)
今週のトレードは、期末試験などで取引時間が長く空いたために感覚が鈍り、スマートな取引とはいかなかった。
2月11日(月)
この日はテクニカルの分析を行い、取引しなかった。
2月12日(火)
この日は利益確定、損切りの幅を狭く設定することで、リスクを減らしながら取引することにした。成行きで1000通貨単位を1ドル110.556円で買い、110.510円で利益を確定した。これで41.63円のプラス。
2月13日(水)
上昇トレンドラインの跳ね返りや下降トレンドを見つけ、2回取引するもどちらも失敗した。
1ドル110、634円で買い、110.645円で売り。12.65円のマイナス。そして110.610円で売り、110.690円で買い。これにより、69.56円のマイナス。
合わせて、82.21円のマイナスだった。
2月14日(木)と15日(金)は取引を見送った。
来週からは本腰を入れ、効率よく取引を行えるようにしたい。また取引のスタイルも来週からはテクニカルからファンダメンタルに移して行きたいと考えている。やはりテクニカルは、分析に時間をかけて取引の根拠が内面的なものになってしまうこと、また実際に自身の勉強になるため、ファンダメンタルズを取り入れていきたいと考えている。
前週からの損益 マイナス40.58円
2月15日現在 1万2406.65円
「欲張りすぎない」投資で勝つ!(一橋大)
2月11日(月)
チャートを見ると、大きな壁となっていた1ドル110円台をブレイクし、今後は強気に進んでいく相場になると判断。1ドル=110.187円で「買い」を入れた。
2月12日(火)
ドル円相場は思っていたとおり、しっかりと上昇を続けている。110円台にしっかりと乗せてきたが、ここをさらに突破できるかどうかが勝負になりそうだ。きょう以降も強気のムードが続くようであれば、2018年12月末に記録した1ドル111.3円台付近まで期待できるかもしれないが、反対に元の109円台に下がれば、かなり相場がしらけてしまうだろう。
今のところはまだ様子見したい。
2月13日(水)
きょうも安定した上昇が続いた。だんだんと1ドル111円台まで到達する見込みが出てきたように思う。だが、ここでもう売ってしまおうと思う。理由は、目安としているプラスマイナス0.5円の幅を、しっかりと達成できたためである。
欲張りすぎないように設定したこの範囲をある程度守ったうえで、今週の相場とはサヨナラしたい。
1ドル=110.762円で売却した。
2月15日(金)
1ドル111円台を突破したものの、110円台中ごろまで一気に下落した相場の流れは、発表された米国の小売り売上高が落ち込んだことが影響したものと考えられる。ただ、これが米国経済の減速として相場に弱気を長期的にもたらすかどうかは、現段階では判断できない。
前週からの損益 プラス575円
2月15日現在 1万1967円
自分のトレードルールが通用しない相場(國學院大)
今週はトレードができるところがなかったので、トレードしなかった。
1週間の流れを振り返ると、ユーロなどに対してドル高、円高という流れ。ドルストレート、クロス円がトレードしやすい、たとえばユーロ・ドルが取引しやすい環境だったと思う。
ドル高、円高になってしまうと、ドル円相場はレンジに陥ってしまうため、自分のトレードルールでは通用しなくなってしまう。
トレンドの場合は流れについていけばいいが、もしレンジでトレードする場合、あらかじめレンジの中の想定した高値と安値を決めておき、そこからの逆張りが基本となる。
しかし、損切りラインが曖昧になってしまうため、さらにルールを付け加えなくてはいけない。想定した高値よりも上に第2の高値、想定した安値よりも下に第2の安値を決め、それらの近くに撤退ラインを決める。
試行錯誤を繰り返し、自分なりにトレードの仕方を考えてみることはいいこと。自分はひたすら、トレンドが出るのを待ちたいと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
2月15日現在 3万870円