日々のニュース記事を読みながら株式投資ができる、日本で初めての投資サービス「FROGGY(フロッギー)」が2019年2月15日に登場。個人投資家、なかでも初心者の注目を集めている。
SMBC日興証券が開発。投資とお金をテーマに提供してきた情報メディア「FROGGY」に、500円から株を売買できる「個別株の取引機能」を備え、情報メディアと株取引のツールを一体化した。
「500円」からのお手軽カンタン株式投資
SMBC日興証券の「FROGGY」は、「記事から企業と出会って、そのまま株が買える」という新しい株式投資のスタイルを提案している。
さまざまな切り口で企業が紹介される記事から、「気になる銘柄との出会い」「学びながら」「そのまま株を売買する」という投資プロセスを実現。記事で企業が紹介されると、「株価グラフ」と「売買ボタン」、「銘柄詳細ボタン」が表示される仕組みで、売買ボタンを押すとそのまま注文画面に進み、また銘柄詳細ボタンを押すと現在の株価や投資指標などの企業の詳細なデータを確認することができる。記事はすべて無料で閲覧できる。
買える銘柄は、東京証券取引所に上場する約3700社。これらの銘柄を、「500円」(500円単位)から買える手軽さが、評判を呼んでいる。
さらに、単元株単位の取引体系を刷新。取引手数料は大手証券会社では初めての、100万円以下の買いのコストを「ゼロ」に。「あらゆる人が株式投資の一歩を踏み出すことを応援する」(SMBC日興証券)取引体系とした。
投資未経験者から億超え投資家の声を取り入れてデザインした「シンプルでわかりやすい画面設計」で、操作もカンタンだ。
「株主優待生活」の桐谷さんも「いいと思います」
SMBC日興証券によると、直近2年以内に投資を始めた人(n=209)に、投資を始めた際の行動について聞いたところ、「まずは気になる銘柄を購入してみた」との答えが62.2%を占めた。また、86.1%が「会社の方針や、社長の発言、商品に込められた思いに共感し、その企業を応援する気持ちで株式を購入した」と答えた。
「FROGGY」では、700本以上の記事を用意。すでに初心者向けの株式投資のキホンのキ「株価はなんで動くの? 買い時はあるの?」や、「億り人さん」に聞いた「配当収入1000万円! 夢の配当金生活を実現した銘柄選びの極意とは?」といった記事が読めるほか、「上場企業社長インタビュー」などの記事を、引き続き毎日更新。「学習と実践が一体化した新しい投資経験」によって、投資家として成長しながら資産形成していくことをサポートするという。
「FROGGY」による株取引のスタートにあたり、テレビでおなじみ「株主優待生活」で知られる株式投資家の桐谷広人さんは、
「お金を持っていなくても、まとまったお金がなくても手軽に始められて、買いの手数料がかからないのは非常にいいと思います。長期保有するのに適していますね。500円でちょこちょこ買って、大きく育てて、優待ももらえるというのはいいと思いますね」
とコメントを寄せている。