10連休中の採用活動「やらないで欲しい」が4割弱
2019年のゴールデンウィークは新天皇の即位にともない10連休が予定されている。
ゴールデンウィーク中に採用活動を行うことについての考え(3択)を聞くと、「ぜひやって欲しい」が19.7%にとどまった一方、「やむを得ない」(41.6%)と「やらないで欲しい」(38.7%)に多くの票が集まった。
「ぜひやって欲しい」と答えた学生は
「早く内定が欲しい」(文系男子)
「実家に帰るGWに合わせ、地元企業に採用活動をしてほしい」(文系女子)
「平日は研究で忙しい理系院生も、GWなら就活ができる」(理系男子)
といった理由。
「やむを得ない」と答えた学生は、
「将来がかかっている」(文系男子)
「選考をやらないシワ寄せが他期間に来る」(文系男子)
といった理由をあげたが、「志望度が低ければ見送るかもしれない」(文系女子)という声もあった。
「やらないで欲しい」と答えた学生は、
「いつも以上にお金がかかり、(宿泊施設などの)予約がとれなさそう」(理系男子)
「GWに採用活動を行う企業はブラックだ」(文系男子)
「休みをとって就活を見つめ直したい」(文系女子)
「研究調査で忙しい」(理系女子)
といった声があった。
なお調査は、就活サイト「キャリタス就活2020」を利用する学生モニターで、2020年3月卒業予定の大学3年生と理系の大学院修士課程1年生の1322人で、うち文系男子が450人、文系女子が381人、理系男子が325人、理系女子が166人だった。2019年2月1日~6日に、インターネットで実施した。