学生の「Uターン志向」は今年も上向かず
出身地・地元を離れて進学している学生に「Uターン就職を希望するか」と聞いたところ、「ぜひ出身地・地元で就職したい」と答えたのは13.7%。「どちらかというと出身地・地元で就職したい」と答えた学生は13.9%だった。
その一方で、「出身地・地元で就職したくない」と答えた学生は40.2%にのぼり、Uターン就職希望者(ぜひ、どちらかというと)の27.6%を大きく上回った。
下図では過去10年の「学生のUターン志向」の推移をまとめた。2010卒と11卒ではUターンを希望する学生の割合がそうでない学生よりも上回っていたが、12卒からは逆転。以降はUターンを望まない学生の割合が多い状態が続いており、その傾向は20卒でも覆らなかった。