「過重労働」「本業への悪影響」
禁止している理由で最も多いのは、「社員の長時間労働・過重労働を助長するため」で44.8%(複数回答)。続いて、「労働時間の管理・把握が困難なため」(37.9%)「情報漏えいのリスクがあるため」(34.8%)「競業となるリスクがあるため、利益相反につながるため」(33.0%)の順。
パーソル総合研究所の調査では、1週間あたりの副業にかける時間は平均10.32時間。本業と併せた1週間の総労働時間は平均54.81時間で、70時間を超える人もいる。「副業によるデメリット」として挙げられた上位2項目は「過重労働となり体調を崩した」(13.5%)「過重労働となり本業に支障をきたした」(13.0%)だった。同研究所は、副業者自身によるセルフマネジメントの重要性を指摘している。