まず、自分が置かれている状況を知る
では、アナタと同じ状況(ステップ)に置かれている人はどれくらいいるのか――。(1)~(4)に当てはまる人が、それぞれ何割ずついるのか表したのが下の図表2だ。
興味があっても何もしていないが約7割!(図表2:資産運用に興味がある人の現状)
じつは、(1)の「興味・関心はあるものの何もしていない」人が、最多で67%もいる。次に多いのは、(2)の「自分なりに情報収集だけはしている」で19%。これらの合計が、なんと9割を占めているのだ。
もう、おわかりだろう。資産運用そのものに興味・関心がありながら、じつは9割の人がぼんやりと一人で情報収集をしているだけで、ほとんど行動に移していないのだ。
ちなみに、残りの1割の人は「口座開設のために金融機関に資料を請求した」人が4%足らず、さらに「投資用口座の開設手続きを完了した」、あとはいざ! 始めるだけという人は9%いた。
ただ、注意しなければならないのは、ここまでしても実際にはまだ「資産運用を始めていない」という事実だ。アナタと同じような人は、山のようにいる。まずは自分が置かれている状況を知ることが「はじめの一歩」なのだ。