新年は業界や地域の賀詞交歓会が多いのですが、帰宅して猛烈に疲れるのは「マウンティング女子」と遭遇した時です。
もうこの疲労感たるや半端ない。「あ~、面倒くさかった!」と思いながら、家で飲み直します。
女性は仲がいいようで裏でドロドロ
2014年ごろ、沢尻エリカさん主演の人気ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)で話題になったので、今さら説明の必要もないかもしれませんが、「マウンティング女子」とは、相手よりも自分のほうが優位であることを示すための主張や行動、勢い格付けする女性をいいます。
私の場合、イベントの後は彼女たちとお付き合いしなければいいだけのことなので、気楽でありますが、職場に「マウンティング女子」がいたらキツイなぁと思います。
仕事柄、女性の多い職場にもよく行きますが、一見仲良くしているようでも、裏でドロドロの戦いを繰り広げていることがあります。女子校育ちの私は同性同士の気楽さや面倒くささも理解しているつもりですが、それでも近年の「マウンティング女子」の生態を聞くたびにビックリします。
マウンティングされ続けたことが原因で、うつ病になった女性社員が何人もいることを知っています。上司に訴えても、まともに取り合ってもらえず、退職を余儀なくされた人もいました。
男性上司からすると、「よくある女性同士のいざこざ」という感じで、できれば関与したくないという本音もなきにしも非ずですが、じつは「マウンティング女子」は、上司や権力者への立ち回りがうまいので評価が高く、相談者の話を軽く受け流してしまうこともあるのです。