【企業分析バトル】荒れ相場の今、株主優待に注目! 選んだのは学生に「人気」の外食(慶応大)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

大学生に人気「てけてけ」 ビールが飲める「the 3rd burger」

   U&Cは、居酒屋の「てけてけ」とハンバーガー店の「the 3rd burger」を運営している会社だ。

   「てけてけ」は、日本の「高度成長期」をコンセプトにした店内で、鶏肉を生のままから焼き上げる、こだわりの「塩つくね」やオリジナルの濃厚コラーゲンスープを使った「博多水炊き」などの鶏料理を中心とした居酒屋チェーンだ。

   「てけてけ」でしか飲めない自家製サワーやオリジナル日本酒、焼酎なども充実していて、低価格のわりにおいしく、自分の周囲にいる大学生からも人気で繁盛しているようだ。

   ハンバーガー店の「the 3rd burger」は、「毎日食べてもカラダが喜ぶ」、これまでにない第3のハンバーガーカフェ。バンズは、保存剤や防腐剤を加えることなく、パン種(たね)を毎日、店舗ごとで発酵させ、オーブンで焼き上げるという。また、パティは生のブロック肉を、これも毎日、各店舗でカットしてミンチにして成形している。しっかりとした肉の味がジューシー。「the 3rd burger」の店内は、ビールを注文できるのも特徴の一つだが、ハンバ-ガーとよく合う。

   そこで肝心の株主優待だが、U&Cの株主優待は100株以上(1単元)の保有で1万円相当の食事券がもらえる。さらに保有株数を増やすと、3万円相当にグレードアップするのも、うれしいところ。よく飲み会に行く人にはオススメの優待サービスといえそうだ。

   最近の株価暴落で、価格は1株あたり2000円を割り込み、株式優待の利回りは5%を超えて割安感が出ていて、中長期的な保有を前提に考えれば、これは「おいしい」かもしれないと思った。

   とはいえ、東京株式市場は年末に向けて乱高下を繰り返して、すぐには収まりそうにない。「買い」のタイミングがもう一つ、つかみきれず、こんなときに無理しなくてもいいとも考え直し、購入を見送った。

姉妹サイト