福島の医療法人倒産、負債額が全体の4割超を占める
倒産した医療機関40件の負債総額は、140億3000万円。うち病院が94億8900万円、診療所が33億9000万円、歯科医院が11億5100万円だった。
最大の負債は、福島県いわき市で「磐城中央病院」や「小名浜中央病院」を経営し、2018年11月30日に民事再生法の適用を申請した医療法人翔洋会。負債額は約61億6400万円で、全40件の負債総額の約44%を占めた。
40件の倒産態様の内訳は、「破産」が34件、「民事再生法」が6件だった。
都道府県別の廃業数では大阪府の9件が最多で、福岡県(4件)、愛知県、兵庫県(各3件)と続いた。