早くもあだ名は「YK」!?
入団会見で気になったのは、マリナーズのジェリー・ディポトGMや代理人のスコット・ボラス氏らが、菊池選手のことを「YK」と呼んでいたことです。発音は、そのまま「ワイケー」。「ワイケーが言うには......」「ワイケーは......」と連発していました。
早くも菊池投手のあだ名は「ワイケー」になりそうですが、イニシャルで呼ぶのはアメリカ流でしょうか?「JFK」(故ケネディ大統領)みたいでカッコイイですよね。
その「ワイケー」こと菊池雄星投手。会見で、現地記者からマリナーズを選んだ理由を聞かれてこう答えました。
I felt the chemistry between us
(球団との間に、相性の良さを感じた)
そこで「今週のニュースな英語」は、この菊池投手のことばから、「chemistry」を取り上げます。「chemistry」は学問の「化学」や、物質の「化学的性質」を表すほか、二人の間の「相性」や「親和力」も表します。
chemistry between a man and woman
(男女の相性)
There is chemistry between us
(私たちは相性がよい)
They have good chemistry
(彼らは相性がよい)
形容詞の「good」を「bad」に置き換えると、反対の意味になります。
They have bad chemistry
(彼らは相性が悪い)
まだスタートしたばかりですが、菊池雄星投手と大リーグの相性はとてもよさそう。菊池投手の今後の活躍もさることながら、記者会見が楽しみです。(井津川倫子)