迷ったら、ウェブサービスが充実している金融機関を選べ!
とはいえ、儲かって満足している人といえども迷いはある。人によっては、なんらかの不安・不満を理由にお付き合いしている金融機関に見切りをつけて、現在取引のある金融機関に切り替えたことがあるかもしれない。
そうであれば、なぜ利用していた金融機関を変えたのか、経験者の様子を見てみよう。そうすれば、これからどういう金融機関を選べばいいのか、また運用成功者たちが何を重視して金融機関を選んでいるのかが見えてくるはずだ。
すると、「見切り」をつけた理由のトップは、手数料の高さだった。お金の成功者に近づくために、少しでも安い手数料を求めたワケだ。さらに注目すべきは、第2位、第3位だ。ネットサービス、モバイルサービス、ホームページとウェブ関連が充実していないことを理由に金融機関を変えていることがわかる=図4参照。
成功者からの3つめのメッセージは、「これから選ぶなら、迷っているなら、ウェブサービスが充実している金融機関を選べ!」ということだ。
あなたの「始めます!」宣言で、成功者は向こうから寄ってくる
どうだろう。彼らからもっといろいろな話を聞いてみたくなったのではないだろうか。しかし仲間内といえども、日本人にとってはなかなかしづらいのが、「お金の話」。そもそも、自分の周りに話ができる人、相談できる人がいるのかどうかがよくわからない、という人も多いのではないか。
そんな人のための安心材料がある。じつは「運用成功者は、投資に興味がある人を見つけると、自分の使っている金融機関を積極的にオススメしたいと考えている」のだ=図5参照。しかも、本人がこれからもその金融機関とお付き合いを続けていきたいからオススメする、というのだから、より説得力が増すというもの。
運用成功者ほど、本当に投資に興味のある人には、自身が持つ情報をシェアしてもよいと思っているのかもしれない。
成功者と仲良くなりたいと思っても、「オススメの金融機関はどこ?」「うまくいくコツは何?」とは、なかなか聞きにくいかもしれない。でも、まず自分が周囲に向けて「投資に興味があるんだ」と宣言するだけであれば、意外と簡単にできるのではなかろうか。
2019年、あなたが「お金を増やそう!」と決意したのであれば、まずは新年会で「投資やります、始めます!」と、宣言してみてはどうだろう。
投資に興味がある人がいればお勧めの金融機関を教えたい