2019年の仮想通貨相場が動きはじめた。とはいえ、年末年始休暇で商いは薄い。そうしたなか、ビットコイン(BTC)は40万円から42万円のレンジ相場で動いた。
米ニューヨーク株式市場の「アップル・ショック」に起因して、外国為替市場はドル円相場が急落。ドル売り圧力が強まったが、仮想通貨相場はイーサリアム(ETH)が前週から15%超の大幅上昇で、他の仮想通貨が連れ高したため、大きな下落には至らなかった。マネックス仮想通貨研究所は、ドル売り資金の逃避先として「BTC買いに動いた投資家も一定数いると考えられる」と報じていた。
早稲田大学のTKHは、今週は取引をお休み。明治大学のホフマンは「お年玉がもらえた」と喜んだ。基準の1万円を回復している。慶応義塾大学の馬医金満もニンマリ。國學院大学の億トレーダーはリップル(XRP)を「信じて」応援しつつも、冴えない結果となった。
今年はXRPで巻き返す!(早稲田)
仮想通貨市場は、年末年始を含めたこの1週間、値動きは比較的穏やかだった。この期間は資金の流動性が低下することから、大きな値動きを警戒していたが杞憂に終わったようだ。
ただ、基本的には「買い」の目線での投資を考えているため、用心深いに越したことはない。2018年12月25日の10%マイナスの下落から、多少のボラティリティはあるものの1ビットコイン(BTC)=40万円の水準をキープし続けていたことを考えると、長かったベア相場もそろそろ終局にあると期待したくなるものである。
この1年間、塩漬け勢以外の仮想通貨投資家、投機家にとって苦難の多かった日々であったが、年単位で見れば2018年の下落は非常に納得いくものであるし、まだバブルが本格化する前の2017年1月、2月のBTC及び主要アルト通貨の価格を、2018年初めの価格と比べてみれば、ほとんどが上がっているのもまた事実である。
過去も含めて長い目で見れば、市場全体は未だ右肩上がりにあるし、水面下の法整備などのさまざまな取り組みも着実に行われているため、悲観的になるには早すぎると感じる。
今週は取引を見送ったが、現在1リップル(XRP)=38.185で100xrp分の「買い」注文を出している状況である。2019年度からはBTCとの連動性が高く、なおかつボラティリティ(変動幅)が大きいXRPで、他大学に巻き返しを図りたい。
保有する通過 なし
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
2019年1月4日現在 1万173円