先々を見据えて、ビール株なら「夏に勝てる」!
「飲料系を攻めよう」と考えた理由はただ一つ。「夏に備えて」という理由だ。
この企業分析バトルは1年間の収支で勝負する。そのため、季節によって株価が変動しやすいものを選べば善戦できるのではないかと考えた。
そこで食品に関係が深く、季節によって株価が変動するといわれる飲料系も選択肢の一つにしようと決意した。
なかでも、「アサヒグループホールディングス」は、
(1) ビール業界ではトップレベルであるため安定感がある。
(2) 冬場は少し株価が下がっている。
という2つの理由から選んだ。
(1)の理由で選んだのは、12月で不安要素が多いからという点を考えた。最近上場した銘柄や零細企業の株式だと、株式相場が読みにくい状況では、私が初心者ということもあって選ぶことを躊躇してしまった。そのため、今回は11月や10月のときとは違い、自己資本利益率(ROE)などをあまり気にしていない。それよりも、大手企業であることに注目した。
(2)の冬場で少し株価が下がっている点は、「ビールの鉄則」に従った。飲料系の銘柄は、暑い夏と年末に上がるといわれている。そして、なかでもビール株は例年、夏に向けて上昇していく。そのため長期的に見ると、いい銘柄ではないかと考え、アサヒGHに決めた。
【株式取引ルール】
- 月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
- 投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
- 1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
明治大学 MR
政治経済学部2年。尊敬する人は、専業主夫けんくん。趣味は料理と読書。料理好きということから、将来は食品系企業に就職したいため、どの食品系企業が将来成長していくかということに注目して勉強中。株式投資は初心者のため、企業分析やチャートなどを勉強しながらカブ大学対抗戦に参加。東京都出身。