【企業分析バトル】運輸、それとも不動産会社? 三重交通GHの事業内容に注目(國學院大)

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株価を見ると......

   加えて、レジャー・サービスのセグメントも営業利益は、近年は減少傾向にあったが、ビジネスホテル事業に大きな投資を実施。今後の巻き返しに期待ができる。

   特に、最近は名古屋を中心に投資を行っているようだ。名古屋は東京と大阪を結ぶ中継地点で、訪日外国人観光客が着実に増加している。そのため、名古屋周辺の観光産業はますます拡大すると考えられる。数年後にはリニア新幹線の開通も控えており、好材料がそろっている。

   三重交通の株価を見ると、500円台~600円台で推移。時価総額は500億円~600億円を付けている。株価収益率(PER)をみると、株価569円(2018年12月25日時点)で13.11倍と市場平均並みといったところ。しかし、投資に積極的な同社はさらなる成長が期待でき、この水準は割安と判断した。

   配当利回りは、現状では1%台と高くないが、事業拡大の投資を実施している以上、これは致し方ないと思う。その代わりに、株主優待が非常に充実しているため、これを目的に長期保有する個人投資家も多いと推測できる。

   この12月のように、株式相場全体が弱い地合いの割には、比較的落ち着いた動きをしてくれそう。こうしたことから、3番目の銘柄は、三重交通GHを選択。12月25日終値で569円を付けたところで100株を購入した。

【企業分析バトル 通信簿】
           取得単価    現在の株価    値上がり(値下り)額
          (保有株数) (2018/12/28終値)   (1株当たり)
アステリア(3853)  1017円      715円       ▲302円
        (200株、18/10/25)
オービック(OBC)   4710円     4320円        ▲390円
     (4733)(200株、18/11/30)
(注)OBC株は当初9420円で100株を取得したが、その後に2対1の株式分割があったため、4710円で200株の保有となった。
【株式取引ルール】
・月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
・投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
・1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
國學院大學 KISHU
経済学部3年。大学の投資サークルKISHU代表。投資は、FX投資歴が約3年。株式投資歴は1年半ほど。株式は長期投資がメイン。「同世代、次世代の後輩たちに投資を広め、少子化で厳しくなる世代だからこそ投資の素晴らしさを伝えたい。投資が身近な存在である社会にしたい!」と思っている。「温かい目で見守っていただけると幸いです」
Twitter:@KISHU_KGU
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