クリスマスにかけて米国情勢への不安から株式市場が大幅下落すると、リスクオフの動きが強まり、仮想通貨市場でも「売り」が強まった。ビットコイン(BTC)は一時40万円まで下落。その後、株式市場が持ち直すと価格は下げ止まり、42万円付近で横ばいに推移した。年末にかけても下げ圧力が続いた。
リップル(XRP)も急騰後、急落する激しい値動き。下落基調のなか、イーサリアム(ETH)だけは買いが優勢となった。
早稲田大学のTKHは1BTC=38万円を割り込むあたりに照準を合わせ、虎視眈々。明治大学のホフマンは想定していた指値が刺さり、慶應義塾大学の馬医金満は保有していたXRPをすべて清算して利益を確保した。逆に、國學院大学の億トレーダーはXRPを買い増して越年した。
2018年の最底値に照準!(早稲田)
12月27日(木)
今週から冬休み。アルバイトなどいろいろな予定を入れてしまい、なかなか相場をリアルタイムで観察する時間を設けることができなかった。ただ、仮想通貨関連のニュースには常日頃から目を向けてはいるため、特にひとつ仮想通貨市場にとって長期目線で好材料となりうるニュースがあったので、ピックアップして自分の考えを述べる。
まず言及しておきたいのは、みずほ銀行が2019年3月にも日本円の価値と同期させたデジタル通貨を発行することを発表したことだ。もともと、みずほ銀行や多数の地方銀行では「Jコイン構想」という仮想通貨技術を用いた新たな通貨圏を構築して、日本でのキャッシュレス化を推し進めることを思い描いていたが、それが現実化に向けて着実に進行していることが、報道でわかった。メガバンクがこのような仮想通貨技術に裏付けされたシステムの構築を図ることは、世間で仮想通貨に対して今なお根強い懐疑的な意見を一掃し、主要通貨の普及が加速度的には高まるかもしれないとポジティブな意見の一つとして覚えておきたい。
12月28日(金)
今週は前週よりも高い水準で推移し続けていた仮想通貨市場だが、きょうは朝から市場は真っ赤(下落)である。
気になるのは、ここからまた底値更新を目指すかどうか。個人的には2018年の最低値の、1ビットコイン(BTC)=38万円台を割り込んだあたりから買ってみようかと思っている。それまでは下手にさわらないでおきたい。
保有する資産 なし
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月28日現在 1万173円