2018年の最終週。12月24日、25日はクリスマス休暇(25日は東京外国為替市場を除く)で休場。また、27日以降も年末年始を控えて取引は低調だった。ところが、マーケットへの参加者が少ない中で株価は急落。ドル円相場はドル売りが進んだ。流れは一気に、リスクオフの動きに......。
そうしたなか、早稲田大学は反発期待の「ドル買い」をじっとガマン。慶應義塾大学も動かず。一橋大学は売り注文を出したものの、「出遅れ」を反省。明治大学はしっかり利益を確保。國學院大学は利益をほぼ2倍まで積み上げ、越年した。
反発期待で「ドル買い」したいけど、ここはガマン(早稲田大)
12月27日(木)
今週から冬休みに入り積極的にトレードを行っていきたいところだが、先週からの下落トレンドが収まらずにドルが続落。一時は1ドル109円台にまで割り込み、円高の急速な進行に歯止めがかからないような状態。なかなか考えがまとまらず立ちつくしてしまっている。
ここまで円高スピードが速いと、どこかで反発を期待して買いを入れてしまいたくなるが、じっとガマン。相場が落ち着いてから、ゆっくりとその後どちらに大きく振れるのか市場要因を考慮しながら予想するのが性に合っている気がする。
12月28日(金)
きのう真夜中にかけてドル円市場は急上昇して1ドル111円台まで回復したものの、その後きょう丸一日下落していった。現在1ドル110.3円台ほどで推移しているが、自分がFXを始めてからのこの2か月で、一番円高が進行している状態なため中々方向感をつかめずにいる。アメリカと日本両国の株式市場が下落している。その中で、ドル安円高へと市場が動くのはやはり日本円が世界で信用されているのだと改めて感じている。
もちろん、ドルには貿易問題など出口の見えない投資家の不安を煽るドル安要因が常に付きまとっているのも事実だが、このまま米国のトランプ政権が他国に譲歩を求める強固な姿勢を保持し続ければ、100円割れも来年中に起こりうるのではないかと思う。
いずれにせよ今までどおり新聞などで情報を常にアップデートして投資の機会を慎重に待ちたい。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月28日現在 1万846円
國學院大を追撃する! (明治大)
12月24日(月)
1ドル110.533円でショート、1ドル110.498で決済。プラス35円。
1ドル110.460円でショート、1ドル110.420で決済。 プラス40円。
1ドル110.380円でショート、1ドル110.350で決済。 プラス30円。
1ドル110.314円でショート、1ドル110.309で決済。プラス5円。
1ドル110.231円でショート、1ドル 110.145円で決済。プラス86円。
帰宅してからドル円が下がっていることを知り、もう遅いとも思ったがショートでスキャルピングぎみにプラスを確保した。
12月26日(水)
21時に1ドル110.632円でロング、翌日お昼に1ドル110.961円で決済。329円のプラス。
今週は、これまでで一番大きく利益を得ることができた。ただ、前回の國學院大学の勢いにはさすがに驚いた。先週に続き利益も多く出せるようになったので、なんとか追いつきたいところだ。
26日は、我ながらうまくやったと思う。そこからショートに切り替えられれば文句なしだが、10月にはじめた時より少しはうまくトレードできるようになったと思う。
2019年も、この調子で気を緩めずにやっていこうと思う。
前週からの損益 プラス525円
12月28日現在 1万1585円
サポートラインのブレイク、気づかず......(慶應大学)
12月26日(水)
24日夜に1ドル111.115円あたりから1円ほど、ドルが大きく下落していたが、きょうはじわじわ円が売られている。ただ、基本的にはレンジ相場であるため、取引のチャンスをつかむことができなかった。
今週はクリスマス休暇の影響もあり、値動きが少なくなるというのも一因ではあるが、先週からドル円が大きく値動きを移すタイミングでチャートを見られなかったため、なかなかポジションを持つことができていない。実際、12月の中盤のほうで引いていたサポートライン(支持線。為替レートが過去に何度か、その水準で下げ止まった価格帯を示す)がブレイクしていたことに気付くのが遅れ、取引の機会を逃してしまっていた。
こういったことを踏まえ、今週は2019年に向けての見通しを自分の中で整理しようと思う。
来年に向けて、まず円高ドル安の要因としては英国のEU離脱や米中貿易摩擦の悪化、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの打ち止めなどがあげられる。半面、円安ドル高要因には、FRBによる利上げと米中貿易摩擦の鎮静化などがある。
正直、米中貿易摩擦の先行きは不透明であり、判断材料が出てくるまで待つべきであると思う。FRBの利上げは2019年中盤まではドル高要因として働くと思われるが、冬頃になると米国経済の失速とともに円高が進むのではないかと思う。
来年は為替レートに関するニュースにもしっかりアンテナを張って、より積極的に取引していきたいと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月28日現在 1万260.23円
えっ!「売り注文が出せない」? (一橋大)
12月25日(火)
米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価と日経平均株価のいっそうの値下げを受けて、ドル円相場もかなり大きく動いている。1ドル110円台を割る可能性もあるほどのドル安の動きに、正直どうしたらいいのかわからない。
しかし、最近取引を渋っていたこともあり、かなり乗り遅れたとは思うが「売り」を入れようかと思った。ところが、ここでFX初心者の私らしいミスをしてしまった。どうやらクリスマスは取引時間がいつもと違い狭まっているらしく、売り注文が出せない。すごく恥ずかしいミスだが、とりあえずはあした売り注文を出すことにした。
11月26日(水)
そういうわけで、きょうは1ドル110.310円で売り注文を出した。
11月28日(金)
26日に「売り」を入れてから、株式相場の反発もあってか、一時ドル高方向へ進んだことで少し肝を冷やしたが、きょうはまたドル安方向へと動いている。26日の売りをいつ決済しようか少し迷ったが、結局1ドル110.396円で損切りをした。
これは正直なところ確信があるわけではないが、売り注文を出すのが遅かったという印象が強かったことと、年末年始に取引を持ち込みたくなかったというところが大きい。2019年は、もう少し早く相場の動きを察知しなければならないと思った。
前週からの損益 マイナス86円
12月28日現在 1万101円
Xmas、そして年末も相場と向き合う!(國學院大)
12月24日(月)
前週に保有した分の1ドル111.32円、111.25円、111.12円の「売り」ポジションに、さらに110.99円、110.91円、110.77円で、「売り」ポジションを増やしていった。
こちらの6つのポジションは1ドル110.83円で利益確定の買い戻し。プラス1380円となった。
12月26日(水)
1ドル110.60円で売り。110.83で損切り。マイナス230円。
12月27日(木)
1ドル111.02円、110.82円で売り。111,87円で利益を確定した。プラス100円。
1ドル110.85円、110.79円、110.42円、110.35円、110.32円で「売り」ポジションを保有して、週明けを待つことにした。
今週は市場流動性の低下が考えられたが、そこを狙って仕掛けてくるところもあったため、レートがよく動いたのだろう。
来週から、2019年。また新たに気持ちを切り替えてスタートしていきたい。
前週からの損益 プラス1250円
12月28日現在 1万9030円