サポートラインのブレイク、気づかず......(慶應大学)
12月26日(水)
24日夜に1ドル111.115円あたりから1円ほど、ドルが大きく下落していたが、きょうはじわじわ円が売られている。ただ、基本的にはレンジ相場であるため、取引のチャンスをつかむことができなかった。
今週はクリスマス休暇の影響もあり、値動きが少なくなるというのも一因ではあるが、先週からドル円が大きく値動きを移すタイミングでチャートを見られなかったため、なかなかポジションを持つことができていない。実際、12月の中盤のほうで引いていたサポートライン(支持線。為替レートが過去に何度か、その水準で下げ止まった価格帯を示す)がブレイクしていたことに気付くのが遅れ、取引の機会を逃してしまっていた。
こういったことを踏まえ、今週は2019年に向けての見通しを自分の中で整理しようと思う。
来年に向けて、まず円高ドル安の要因としては英国のEU離脱や米中貿易摩擦の悪化、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの打ち止めなどがあげられる。半面、円安ドル高要因には、FRBによる利上げと米中貿易摩擦の鎮静化などがある。
正直、米中貿易摩擦の先行きは不透明であり、判断材料が出てくるまで待つべきであると思う。FRBの利上げは2019年中盤まではドル高要因として働くと思われるが、冬頃になると米国経済の失速とともに円高が進むのではないかと思う。
来年は為替レートに関するニュースにもしっかりアンテナを張って、より積極的に取引していきたいと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月28日現在 1万260.23円