激しい流れに市場を注視(慶応大)
12月17日(月)
この日は夜にチャートを確認したところ、ドル円相場は日中に1ドル113円台前半で推移していたが、米ニューヨーク連邦準備銀行の製造業景気指数が市場の予想よりも低く、週明けの月曜日で直後にFOMC(米連邦公開市場委員会)による金利政策の発表を控えており、ドル円の方向性を見極める材料として使われるためか、リスクオフの流れが加速。ドル安で動いていた。
12月19日(水)
12月7日と10日に2回反発している1ドル112.250円あたりをサポートライン(支持線。為替レートが過去に何度か、その水準で下げ止まった価格帯を示す)として反発して、1ドル112円台前半で推移していた。
ここでサポートラインをブレイクするとドル安の動きが強まっていきそうな場面である。また、翌日の日本時間朝4時ごろにFOMC金融金利政策発表が控えているため、慎重に市場の動向を注視していきたい。
12月21日(金)
1ドル111.449円をレジスタンスライン(抵抗線。これ以上相場が上昇しないという認識をもちやすい価格帯のこと)として推移していた。米株式相場が下落基調でクリスマス休暇を控えた週末を前に低金利な円を買う動きと、持ち高を調整するための円買いの動きがあると思われる。
今週は取引を見送ったが、来週は25日のクリスマスをめどに休暇を取る投資家に合わせて取引が大幅に減ると思われ、ポジションは持たずに年を越えようと思っている。来週も取引しない可能性が高い。来年に向けての見通しを、自分の中で整理していきたいと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月21日現在 1万260.23円