ベテランは金融機関との付き合い方がうまい!
実際に資産運用を始めたら銀行や証券会社などの金融機関とどう付き合っていけばいいのだろうか。もし、セールス熱心で押しの強い金融機関の担当者がやってきたら、どうしようかと考える人も多いかもしれない。じつは金融機関との付き合い方にも、初心者とベテランの違いがみえた。
下図は、資産を運用している人が、金融機関の担当者にどんな相談をしているのかを見たものである。
これをみると、初心者が担当者に資産運用そのものについて漠然と質問や相談をしているのに対して、ベテランはまず自分の保有資産の運用状況を確認することが大前提と考えていることがわかる。
そのうえで、新商品や市況の確認、セミナーへの申し込みなども、ベテランほど熱心で積極的な様子がうかがえる。
さらに、ベテランほど「自分の担当者が自分好みの商品、資産保有状況、リスク許容度などを理解してくれている」と感じていることもわかっている。どうやら、初心者とベテランの大きな違いは金融機関の使い方にもあるといえそうだ。