ドル下落、慎重に対応(慶応大)
今週は相場を見直し、トレンドラインなどを意識しつつ、値動きを慎重にうかがっていった。
12月3日(月)
12月1日(日本時間2日未明)に行われた米中首脳会談で、米国側が関税率の引き上げを猶予して米中通商協議を継続することで合意していたため、この日は「円売りドル買い」が進むと思っていた。ところが、土日明けの取引再開後すぐに円売りドル買いの動きは弱まり、1ドル113.817円を最高値として下落し続けたため、取引を見送った。
12月7日(金)
今週は課題や中間テストがあり、相場を見るチャンスが少なかった。
値を落としていた円が再び買いの動きによって値を戻していたが、動きは少なく横バイ(レンジ)相場を形成していたため、取引を見送った。
10月半ばあたりからトレンドラインとトレンドラインで形成される収束三角形(トレンドラインのあいだで値動きが収束する)が形成されているため、いずれどちらかのトレンドラインをブレイクして大きく動くので、注視していきたいと思う。
また、来週は米国の消費者物価指数や小売売上高などの重要な経済指標が発表され、ドル円相場が大きく動く可能性が高いので、取引のチャンスをつかんでいきたい。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月7日現在 1万311.23円