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20代が利用する「ポイント投資」「スマホ投資」

   また最長20年間、利益が非課税となる「つみたてNISA」が2018年1月に始まったが、「利用している」人は16.3%、「していないが、したいと思う」は33.1%となった。年代別にみると、「している」が最も高いのは20代(29.0%)。「したいと思う」も41.5%と高く、今後ますます、つみたてNISAを始める20代が増えそうだ。

   近年、買い物をしたときなどに貯まるポイントを投資に回すことができる「ポイント投資」が相次いで始まっているが、「ポイント投資を利用している」は16.2%、「していないが、したいと思う」は33.4%となった。年代別ではやはり20代が多く、「している」が33.5%とほかの年代より高い。また、スマホだけで手軽に投資できる「スマホ投資」も、全体の平均では「している」が10.3%だが、20代では28.0%と圧倒的に多い。新しい投資方法に20代が積極的に取り組んでいることがわかる。

    最近、環境(environment)、社会(social)、ガバナンス(governance)への取り組みを積極的に行う企業を選んで投資する「ESG投資」が注目されている。投資意欲が高まるのはどのようなテーマに取り組んでいる企業かを聞くと、「再生可能エネルギーの利用」が27.2%で最多。次いで「環境問題の解決」25.5%、「コンプライアンス(法令遵守)体制」22.5%、「ワークライフバランスの推進」21.0%、「持続可能な開発目標(SDGs)」20.0%となった=図表2参照

「ESG投資」で企業の取り組みを重視するポイント
「ESG投資」で企業の取り組みを重視するポイント

   年代別にみると、30代では「ワークライフバランスの推進」(28.7%)が最も高く、従業員の働き方に配慮している企業に投資したいと考える人が多いようだ。一方、60~70代では「健康経営の推進」(27.7%)が高い。それぞれの年代で重視するテーマが違っている。

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