恋人は「キレイで優しい」、妻は「頑丈で料理上手」
経営ではドライに振る舞う社長サンが、恋愛にロマンを求めていることがわかるのが、「交際相手に求めるもの」と「妻に求めるもの」の大きな違いだ。「交際相手に求めるもの」(複数回答)の1位は「笑顔」(59.0%)、2位「気配り」(54.0%)、3位「外見の美しさ」(52.0%)となった=図表3参照。
ところが、「妻に求めるもの」は、1位が「安心感」(65.0%)、2位「気配り」(60.0%)、3位「料理上手」(54.0%)となった。「外見の美しさ」はなんと8位に後退した。その代わり、交際相手では7位の「健康」(29.0%)が、妻では6位(49.0%)と、大きく重要度を増した。同様に「体力」も同じ10位だが、交際相手では7.0%だが、妻では19.0%と3倍以上強く求めている。
つまり、「恋人は、料理は下手でもいいからキレイで気立ての優しい人、妻はキレイでなくてもいいから、頑丈で安心感があり、料理がうまい人」と、求めるタイプにはっきり差が出たわけだ。社長サン、奥さんに失礼でしょ! と言いたくなるが、西川さんはこうフォローした。
「ビジネスで疲れた心を交際相手に癒されたいのだと思います。奥様としては遺憾な結果ですが、これは社長に限らず、多くの男性の賛同をえる回答ではないでしょうか」