仮想通貨価格の暴落という「洗礼」を浴びた「カソツー」大学対抗戦。どうにか落ち着きを取り戻しつつあるものの、悪材料は出尽くしたのか――。「底」の見極めが今後を左右しそうな気配だ。
そういった状況を、早稲田大学のTKHは冷静に分析。ここは静観。明治大学のホフマンも、2019年の相場を見据えて動かず。リップル(XRP)を保有し続ける慶応義塾大学の馬医金満は1万円割れに焦る。國學院大學の億トレーダーは暴落相場に挑み続けて......
とりあえず、ひと段落ついたのか?(早稲田大学)
今週(2018年11月26日週)はとりあえず、ひと段落ついたのか。仮想通貨は新しい金融資産なだけに、ひと度相場が荒れ始めると、どこまでいくのかまったくわからなくなってしまう。
それでも2019年は、より大規模な大企業の資金流入が見込めるから、今年よりかはいい年になると思ってはいるが、春の訪れはまだまだ遠いものと、今週(11月26日週)の相場で改めて実感した。
今週、BTC(ビットコイン)は一時40万円台を割り込んだものの、現在は48万円近くで推移している。とはいえ、この激しいボラティリティ(変動)の下では、常に警戒して臨まなければいけないのは間違いない。2週間前は63万円台にあったビットコインは、たった5日間に暴落に暴落を重ね30万円台に突入。その後反発して現在の価格に落ち着いてはいるものの予断を許さない状況にある。
ポジティブにとらえるとするならば、一度は30万円台に下落して回復している今、長かった下落基調は終わりに近づき、本格的な上昇に転ずると考える。とはいえ、ここ1週間の暴落は市場から多数の投資家を追い出すには十分すぎるほど痛いものだった。
仮想通貨市場には良くも悪くも市場を買い支えていた数多くの投資家の存在がいたが、バブルとなった2017年に参入した彼らは、この下落に対して寛容的ではいられないはずだ。そして、市場はゆるやかに賛同者を獲得していき盛り返す。この先ボラ(変動)がある程度収まったら、そういったシナリオを描いてトレードをしたい。
保有する通貨 なし
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月30日現在 1万123円