【企業分析バトル】米中間選挙を待って買った食品系の「フィード・ワン」(明治大)

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目を付けたのは10月中旬

   まず、自己資本比率やROE、ROAだが、自己資本比率は前回購入した不二家と比べてとても低く、約37%になっている。他の企業に比べて低いので、これは不安要素といえるものの、経営活動の効率性をみるROAは5%と比較的高いとみられる。また、投資家への見返りといえるROEは10%近く、総合的にみると比較的に安定していると思われる。

   注目した、二つ目の理由は米議会がねじれ国会になり、関税を高くしにくくなったため、農産業へのダメージが比較的少ないと判断したからだ。この企業に目を付けたのは10月中旬なのだが、そこから米中間選挙に向けて株価が低くなっていたので、選挙に関連があると考えていた。そして、米中間選挙でねじれ国会にならなければ関税問題でさらに株価が下がり、ねじれ国会になれば関税問題もあまり問題視されずに、下がっていた株価も上がり、元の状態まで戻ると考えていたため、選挙結果がでてすぐに購入した。

   (3)の米国大手と連携して乳業事業に参入しているというのは、「保険」といってもいいだろう。もし今後、関税がさらに上昇して農業にダメージがあったとしても、米国内で利益を上げられる会社で、しかも大手となると、一定の利益が見込めるのではないかと考えて、このフィード・ワンを選んだ。

   11月7日時点の株価は、1株当たり210円で、1000株を購入した。

【株式取引ルール】
  • 月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
  • 投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
  • 1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
明治大学 MR
政治経済学部2年。尊敬する人は、専業主夫けんくん。趣味は料理と読書。料理好きということから、将来は食品系企業に就職したいため、どの食品系企業が将来成長していくかということに注目して勉強中。株式投資は初心者のため、企業分析やチャートなどを勉強しながらカブ大学対抗戦に参加。東京都出身。
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