本の達人は『はじめて部下ができたときに読む本』
ところで調査では、「honto」のブックキュレーター(本選びの達人)も「職場の人間関係をスムーズにする」ためのオススメの上司本を紹介している。まず、どう接するのが正解なのか、上司が部下との関係に悩んだときに読むならコレだ。
1位:『はじめて部下ができたときに読む本』(千田琢哉、廣済堂出版)
部下との仕事の進め方や考え方でもめたとき、「どうしてわかってもらえないのだろう」と思うことがある。この本では「やっかいな部下は昔のあなた」とアドバイスする。後輩への接し方だけでなく、自らが上司として成長していくための鍵となる珠玉の言葉が満載された一冊。
2位:『なぜあのリーダーに人はついていくのか』(中谷彰宏、ダイヤモンド社)
「どうしたら部下に信頼される一流のリーダーになれるのか」そんな問いの答えは、この本を読めばわかる。部下を引っ張っていく立場になったが、嫌われたくないから本音を言えない......。上司として部下との接し方に不安を感じている人の背中を、「大丈夫」とやさしく押してくれる一冊。
3位:『好かれる女性リーダーになるための五十条』(有川真由美、集英社)
アパレルショップの店長などを務めた著者による、女性に向けたリーダー論。女性の視点から、部下を率いるリーダーとしてどう振る舞えばいいのかが紹介されている。結果を出すことはもちろんだが、人間的に好かれる上司になることがポイント。部下との関係に悩む女性リーダーに、手に取ってもらいたい一冊。