地味で目立たない「潜入スパイ」
それにしても、ケリー容疑者の情報を探せば探すほど、あまりの「無名ぶり」に謎が深まるばかり。どんな人物なのかと想像がふくらんでいたところ、米経済紙ウオール・ストリート・ジャーナルでお目当ての記事を見つけました! 元同僚から「ケリー容疑者の素顔」を聞き出した記事ですが、タイトルからしてセンセーショナルです。
Ghosn's 'Inside Man,' Now Jailed in Japan, Quietly Wielded Power at Nissan
(現在日本で拘禁されている「ゴーンの潜入スパイ」は、日産社内で静かに権力を行使していた)
Inside Man:潜入スパイ
wielded power:権力を行使する、刀をふるう
記事によると、 2012年に日本の自動車メーカーで初の米国人取締役になったケリー容疑者は、「low-profile」(地味な、目立たない)な存在だったものの、ゴーン容疑者の「confidant」(腹心の友)として社内で影響力があったそうです。