円高ドル安予測も、ここは静観(一橋大)
11月19日(月)
1ドル113円台へ復帰する見込みはなく、さらなる円高ドル安方向への動きが予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)のリチャード・クラリダ副議長が世界経済の減速について言及したことや、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長がリスクヘッジの取引の準備を行ったことを発表したことが、市場全体にリスクヘッジの空気感をもたらしていると想定している。
11月21日(水)
この日は1ドル113円付近まで急反発。トレンドに反して、なぜこのタイミングで急反発したのか、正直なところよくわからない。ひとまず様子見しようと思う。
11月23日(金)
急反発して以降は横バイか、ややドル安方向への値動きが続いている。21日の反発は例外的であり、まだ下落トレンドは続いていると思われる。「売り」から入ろうかとも考えたが、今週も終わり。そのため、来週からでも問題ないかと思い、取引しなかった。
30日に予定されているG20で、米国と中国の貿易に関する緊張が緩和されれば、ドル高方向への材料となるため、そこは注意したいと思う。
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
11月23日現在 9714円