70歳定年延長は「職場の大迷惑」!? アラセブンの働き方を専門家に聞いた

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「年を重ねてもスキルを上げようと精進している人は多い」

   一方、「70歳オッケー」派は自分もバリバリ働いている人に多い。

「71歳の生命保険のオバアチャンです。仕事にパソコンやタブレットを使っているし、5年に一度更新する損害保険業の試験にも合格しています。仕事は実力主義だから契約がもらえないと残れません。年金受給資格はあるけれど、満額もらったことはありません。年金の財源に貢献していると思っています。年を重ねてもスキルを上げようと精進している人は沢山いますよ」
「介護の職場ですが、60代後半~70代前半の方が多く働いています。『無理すれば 明日は自分が要介護』なんて標語が貼ってあり、実際、ちょっとしたことで利用者側になってしまう仕事です。皆さん、やること早いし、器用だし、若い子よりよほど気が利いて快活です」

   J-CAST会社ウォッチ編集部記者(68)もアラセブンだ。「職場のお荷物」にならないよう働いているつもりだが、時折、パソコンの操作で若い同僚に教えを乞う。同僚から「介護状態」と思われているとしたら......。同年代の仲間を見ても、がん、心臓病、関節痛、腰痛、白内障、高血圧...と、多かれ少なかれ病気を抱えており、何の問題もなくピンピンしている者などいやしない。

   アラセブンが職場で気持ちよく働くには、本人も周囲も何に気を付けたらよいだろうか。広く働き方問題に意見提言し、主婦に特化した就労支援サービスを展開するビースタイルの調査機関「しゅふJOB総研」所長の川上敬太郎氏にアドバイスを求めた。

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