【投資の着眼点】大化けする可能性が高い小型株 問題は「いつ買うか」だ!

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成長を見込んで投資する、そのタイミングが重要だ!

   たとえば、近年ではソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のミクシィが当てはまる。2014年4月1日に1株1070円だった株価は、その年の7月1日に5990円を付けた。わずか3か月で5倍以上の値上がりだ。

   とはいえ、ダーツを投げるように適当に買っても「大化け株」を引き当てられるというものではない。成長を見込んで、歴史の浅い中小企業の株式を買うには、それだけの根拠が必要だし、成長を見込んで投資する、そのタイミングが重要になる。

   大企業の株式と比べて、小型株は市場全体が下降ぎみで、日経平均株価が大底をつくよりも早い段階から株価が復活に向かう傾向にある。

   売り上げとEPS(一株あたりの収益)の増加、画期的な新製品・新サービス、株価の高値更新などが成長の目安となる。してみると、ファンダメンタルズ分析や直近の価格推移から強いと判断される企業を、最初の段階から選別することが必須なわけだ。

   テクニカル分析や出来高分析など、投資のタイミングを見極めるためにも、「チャートの読み方」を磨く必要がある。

   小型株に着目した書籍に、「オニールの成長株発掘法」(パンローリング刊)がある。個人的には投資のタイミングのルールが明文化されていて、非常にわかりやすかった。少ない元手で投資でき、短期間で資金を増やせる可能性があるのが、小型株の魅力だ。

(ブラックスワン)

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