ポーカーで1億7000万円を稼ぐ男の素顔 「僕はギャンブラーではない」

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ゲームアプリで磨いた腕

   アランさんは、ポーカーにはまったきっかけを、こう話す。

「最初はフェイスブックのポーカーアプリでした。ライブスポットに行く前ですが、まずPokerStars.netというオンラインで遊びはじめて、そこの予選を通過したんですね。するとマカオのRed dragonや、その後もいろいろな予選を通過してAPPT(Asia Pacific Poker Tour)などのイベントに出場するようになっていったんです。
PokerStars.netはすごくいいサイトですよ。少額からプレイできて、red dragonなどへの参加資格が得られる。だから、いいんですね」

ゲームアプリで遊んでいて、そこからラスベガスのWSOP(World Series of Poker)にも参加した。

   ふだんの生活ぶりは、

「プロのポーカープレーヤーというのは自営業に似ていて、自分でスケジュールを立てて、どこの、どんな大会に参加するかを全部自分で決めます。ポーカーをやっている以外の時間は、たとえば友達とスポーツをやったり、ほかのボードゲームをやったり、でしょうか。ずっとポーカーをしているわけではないですよ」

と言って笑う。

   プロになろうと決めたのは、ポーカーをはじめて2年目。

「ポーカーの戦略の部分に強く惹かれた。それまで、それほど情熱を傾けられるようなものがなかったこともある。ポーカーの成績もよかったし、じゃあなんでそれをビジネスにしないのかなと考えているちに、プロになろうと思った」
ポーカーをはじめたきっかけは「PokerStars」というアラン・キング・ルン・ラウさん。
ポーカーをはじめたきっかけは「PokerStars」というアラン・キング・ルン・ラウさん。
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