カーリング代表やヨーロッパ物々交換旅行の猛者も
J-CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に応じた早稲田大学広告研究会の田中龍之介さん(教育学部3年)はこう語る。
「もともとのアイデアは、ユニスタイル側から出ました。ガクチカ(学生時代力)のある個性的な学生は、就活で企業に『聞いてもらう』のではなく、『聞きに来い』と強気に出てもいいのではないか、もっと自由な発想で就活をやってもいいのではないかという発想でしたが、企画はボツになったそうです」
しかし、田中さんたちとの話し合いの中で、早稲田大学なら一芸に秀でた学生が多いからできるのではと盛り上がり、一気に企画が前に進んだ。
「僕ら学生側も、就活ルール廃止がいわれている今、どうしたら学生が企業にアピールできるか、コミュニケーションの新しい方法に迷っていました。だから、広告研究会としても格好の広告イベントになると、双方のアイデアがかみ合いました」
と田中さんは語る。
33人の中には、カーリング日本代表の女子学生、レッドブルのエナジードリンクと物々交換だけで欧州旅行をするイベントに参加した男子学生、高校中退後、沖縄を放浪、ロシア語を学んでロシアの医科系大学院まで出た男子学生など、個性的な面々が参加するそうだ。
(福田和郎)