カブ大学対抗戦のスタートにあたり、最初に購入を決めた銘柄は、東証1部上場の「アステリア」。ソフトウェアの開発・販売を手掛ける企業だ。
注目の「働き方改革」に合致する製品「ASTERIA」
アステリアの主力製品「ASTERIA」は、ノンプログラミングのデータ連携用ソフトウェアで、業務の効率化を支援。国内の大企業、中堅企業を中心に7000社以上(2018年8月末現在)が採用している。
企業の働き方改革といった、現在注目されているテーマにも合致する製品である。また、同社ではテレワークを取り入れており、日本企業の中で働き方改革をけん引する企業ともいえそうだ。
成長性も申し分のないグロース株(成長が期待される株式)。成長性が高い企業は同業他社と比べてPER(株価収益率)が高くなる傾向があるため、就活生はPERに注目するのもアリかもしれない。
「買い」の判断材料も、その高い成長性にある。ここ数年、アステリアはM&A(企業の合併・買収)や先行投資などによって、純利益は上下しているものの、基本的には右肩上がりの成長を続けている。また新たなビジネス領域として、「ブロックチェーン」技術を掲げている点も、さらに期待がもてる。